ある朝、庭で⽇課の胞⼦活動していたきのこいぬは、壁の向こうから覗く⼈影に気づく。びっくり慌てて普通の⽝の真似をして家に戻り、振り返るとその⼈物の姿はもうなかった。
朝ごはん中も気になって、⼤事なたこ焼きを焦がす始末。きのこいぬは考えた…(こまこや⽮良のように仲良くなってしまえばいいんだ︕)するとすっかり元気を取り戻し、⿐歌を歌いながら布団たたきを始めるのだった。
いつの間にか縁側でうたた寝をしてしまい、はっと気づくと、また壁の向こうから何かがこちらを覗いている。朝と同じ⼈物が今度は頭に何かを被っていて、その姿にきのこいぬは恐れ慄く。果たしてその正体は̶。